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石川敬子フラメンコ教室

〒575-0004
大阪府四条畷市岡山232-6
忍ヶ丘教室 スタジオ・ペパ(本部)

【TEL】072-877-6664

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教室ブログ 2023年9月

スペインへの旅 最終編 「スペインへの旅 総まとめ」

スペインへの旅 最終編 「スペインへの旅 総まとめ」

石川敬子フラメンコ教室舞踊科講師の出水宏輝こと、ファロリートです。

スペインに来たのは約4年ぶりとなり、最後に来たのは2019年12月のコロナ前でした。それもカルメリージャ・モントージャのHomenajeを見るために。

コロナから4年が経った今回は、これまでの旅で欠かさずにお会いしていたカルメリージャと初めて会えない旅となりました。

だいぶ違和感がありましたが、いろんなライブや公演、レッスンを受けていると随所にファミリア・モントージャの歌が使われていたので、少し安心した気持ちにもなりました。そして改めてビックアーティストだということも。

これまでの習慣、当たり前があった状況からコロナをきっかけにガラッと変わり、スペインの経済や社会環境もだいぶ変わっていました。

ただ、なにも変わっていないのが街並みでした。

スペインの街を歩いていると、
「あのときこんなこと思っていたなぁ」
「〇〇のライブがあって楽しかったなぁ」
とか、いろんな想い出を思い出します。

そしてその思いをもとに、初心に戻れるきっかけにも繋がります。

また頑張ろう。

そう思わせてくれる旅にもなりました!


少ししんみりとしましたが、今回の旅で学んだことはこれからのレッスンやライブでもお伝えしていきたいと思っています!
言葉や経験談だけでなく、踊りや感情でも伝えていきたい。

これからもどうぞ応援よろしくお願いいたします(^o^)/



9/24 グルーポペパ結成30周年 記念特別ライブ
10/29 No Border フラメンコライブ「祈り」

など、教室のビッグイベントもあります。

10/22
11/19
12/10

の3日間はルイスアマドールでのレギュラーライブもございます♪

ぜひ、応援に来てくだされば幸いです!


さて、今回のBlogで最終回となりました。長きに渡り読んでくださいまして、誠にありがとうございました。

これからもフラメンコを通して、明るく元気な活力を皆様に受け取っていただけるように、踊り続けて精進して参ります。

¡Viva Flamenco!

2023. 09. 18
出水宏輝 Farolito

石川敬子フラメンコ教室
大阪/岐阜


スペインへの旅 Part5 「フラメンコ〜現地のライブ出演〜」

スペインへの旅 Part5 「フラメンコ〜現地のライブ出演〜」

Holaaaaaaaaaaa♪

石川敬子フラメンコ教室舞踊科講師の出水宏輝こと、ファロリートです。


旅の締めくくり、現地のPeña(ペーニャ)に踊り手として出演してきました。

ペーニャとはフラメンコ愛好家たちが集う場所のことで、ペーニャの会員メンバーおよび一般のお客様たち向けにフラメンコショーを見せています。

今回はありがたいことに日本在住の歌い手「Paco El Plateao(パコ・エル・プラテアオ)」がスペイン・セビージャに一時帰国されるとのことで、お声をかけてくださいました。

出演者は、
いつも当教室でお世話になっているJosé Manuel Tudela(ホセ・マヌエル・トゥデーラ)がギターとして、歌い手はプラテアオ、お弟子さんの遠藤郷子さん、踊り手はスペイン留学中の瀬戸口琴葉さんと岸田留璃さんと、私出水でした。


セビージャは「Cerro del águila」地域にある、「Peña cultural flamenca “ Cerro del Águila」という場所で開催が決まっていました。

そのペーニャには庭があって、庭にステージを作って披露をする という予定でした。

が、、、、出演日の9/15(金)に限って、天気予報が雨。

日々、太陽が出てカラッとした地域のセビージャなのにその日に限って、雨。

中止になるのかなぁとそわそわしていたところ、

なんと、トゥデーラが動いてくださいまして、どうにか披露の場を準備してくださいました。

結果「LA NAVE DEL TEATRO TÁVORA」という場所で開催できることとなりました。

同じ「Cerro del águila」地域にある場所でしたので、安心して向かうことができました。


プログラムはバイレソロ3曲、カンテソロ2曲、フィン・デ・フィエスタとなり、私はタラントを踊らせていただきました。

なによりも、盛り上げようとする演者よりもお客様の方が熱い。

フラメンコ愛好家が多いからか、ことあるごとに拍手をくださるので演者側もすごくテンションが上がりました。これが舞台とお客様の一体感なのかな。そう感じました。


そして、お客様の中にはフラメンコビックアーティストばかりでした(^_^;)

Juan Cantarote
Inma Rivero(第10回生徒発表会出演)
Juan Villar Hijo
Susana Gómez
Jose anillo

などなど、、。


しかも!!!
フィン・デ・フィエスタにも登場してくださり、大変盛り上がったライブとなりました。


「お客様に言葉を使わずにフラメンコで伝える」

強く感じた1日となりました。


撮影 KyokoShikaze


2023. 09. 17
出水宏輝 Farolito

石川敬子フラメンコ教室
大阪/岐阜


スペインへの旅 Part4 「フラメンコ〜個人レッスン " 今回の最大のミッション " 〜」

スペインへの旅 Part4 「フラメンコ〜個人レッスン " 今回の最大のミッション " 〜」

Holaaaaaaaaaaa♪

石川敬子フラメンコ教室舞踊科講師の出水宏輝こと、ファロリートです。


今回の旅、実は自分なりに必ず達成したかった「最大のミッション」があります。

【それはEl Bobote(エル・ボボーテ)にパルマを教えていただくこと】

ボボーテはフラメンコ界におけるパルマの名手で、これまでにもたくさんの著名人のアーティストのバックでパルマをされてきました。

そんな彼からいつかパルマを習いたい!!!

そんな思いがあり、今回は絶対習うぞ!という気持ちで、スペインへやってきました。

とはいえ、ボボーテとは知り合いでもなく…

そこで、東京の女性舞踊家が数年前にボボーテを日本に招聘されたことを知っておりましたので、その女性舞踊家に連絡をしました。

すると、彼女からEl Trombo(エル・トロンボ)に繋げてくださり、彼を通して協力してくれることになりました。

(El Tromboは男性舞踊家でありガルロチなどでも踊られているビックアーティストです。)

というのは、通常、ボボーテはレッスンというものをしないそうで、最初は断られたそうなのですが、そこをトロンボがなんとか説得してくださりレッスンをしてくれることになったのです!

ところが、ボボーテはセビージャの郊外に住んでいるため、そこへ行くには車が必須とのことで、、、

なんと!
ボボーテの息子「ホセ」が車で迎えにきてくださることになり、

場所を聞いたら「Polígono Sur」

その地域は

「3000viviendasの近く」ということがわかりました。

「3000viviendas(tres mil viviendas)」という街は、セビージャにあるジプシー(ヒターノ/ヒターナ/ロマ)たちが住む場所で、セビージャの人たちでさえも危険とされている地域なのです。

(映画「Polígono Sur」をご存知の方でしたら、なんと、あそこへ足を踏み入れてきました!!!)

バスで「Polígono Sur」までは行けますが、セビージャの空気とは全く違い、重々しい空気が漂っている感じでした。

その辺にいるジプシーが大声で叫んでいたり、野良犬が複数いたり、ゴミとして出しているタンスなどを大きい音を出しながら解体している人がいたり、、、、

常に危険と隣り合わせのような街でした。

すると後ろから車のクラクションが鳴り、びっくりした僕は後ろを振り返るとボボーテの息子「ホセ」がいたので、

あまりの嬉しさにニヤニヤしていたら、

「ここは危険だから早く車に乗りなさい!」

と言われまして、、、

「あぁ、やっぱり危険な街なんや」
という思いと、

「いや、あなたがここに来いって言ったんやでーーーー」
と心の中で突っ込みながら、、

いよいよボボーテの住む町へ

そして、無事に到着、

ボボーテに会うと彼は開口一番

「よくここまできてくれた!よかった!」

と喜んでくれました。

家にお邪魔して雑談していると、いつのまにかパルマクラスが始まり、あっという間に2時間がすぎました!

彼から教わったことはまたレッスンなどでお伝えしますが、

パルマは誰よりも早くに反応しないといけないということを何度も言われました。

例えば
ギターリストのファルセータ

歌い手が落とすところ

踊り手のレマーテを入れるところ
etc…
それぞれを、しっかり読み取って感じて反応しないといけないということを、懇切丁寧に教えてくださいました。

あの時の空気感、これからも大切にしていきたいなという気持ちに包まれた貴重なひとときを過ごしました。

2023. 09. 15
出水宏輝 Farolito

石川敬子フラメンコ教室
大阪/岐阜


スペインへの旅 Part3 〜フラメンコ「レッスン編」〜

スペインへの旅 Part3 〜フラメンコ「レッスン編」〜

Holaaaaaaaaaaa♪

石川敬子フラメンコ教室舞踊科講師の出水宏輝こと、ファロリートです。

さて、今回はフラメンコについてお話ししたいと思います。なかでも今回の旅で受講している「レッスン」について詳しく。

スペイン・セビージャに滞在している私は、今回初めて「formarteflamenco」という「El Oruco(エル・オルーコ)」が運営されている教室へ通っています。

大きくわけて2つのクラスで
「コンパスクラス」と「テクニカクラス」


「コンパスクラス」はフラメンコのリズム=コンパスを感じながら、パルマをたたくレッスンです。曲種も様々されているようですが、私が現時点で体験した曲種は「ソレア・ポル・ブレリア」「ブレリア」「シギリージャ」です。ベースを叩いたら、かっこいいコルテ(=キメ)を教えてもらいそれを練習するものです。

どの曲種でも大切なことは、必ずアクセントの足とパルマは連携していてズレてはいけないものということ。


「テクニカクラス」は足、ブエルタ、パソなど様々なことを学びます。基本的な練習を1時間ほど、パソなどは約15〜30分間教えてくださいます!

ちなみにこのクラスは1時間(予定)なのですが、1時間30分ぐらい実施してくれるところもスペインらしくて良いですよね( ̄▽ ̄)



さて、次の投稿では「フラメンコ〜タブラオ・ライブ編〜」をお届けしたいと思います。

現地のタブラオやライブについて、どのように開催されているのかをお知らせいたします♪



今後のブログについては、

「フラメンコ〜個人レッスン " 今回の最大のミッション " 〜」

「フラメンコ〜現地のライブ出演〜」

「スペインへの旅 総まとめ」

あと3回の執筆を頑張りたいと思います。
引き続き、ご一読くだされば幸いです。

それでは、Hasta luego〜!


2023. 09. 07
出水宏輝 Farolito

石川敬子フラメンコ教室
大阪/岐阜


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