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伝統のイスラエル ~その2結~
石川敬子フラメンコ教室、舞踊科主任講師の棚原美和(アンディーナ)です♪
イスラエル・ガルバンの『SOLO』が終わり、イスラエルは15~20分後にカジュアルな普段着で通訳の方と一緒に出てこられました。
芸術監督の港さんという方がインタビュアーとなり、この『SOLO』の作品についての事をいくつか質問されていました。
イスラエルはゆっくり丁寧に答えていたのですが、私はその様子を見ながら聞きながら、始終何故イスラエルの踊りから「伝統、プーロ、揺るぎない、ぶれない真っ直ぐな軸(精神的な)、輪とした空気etc‥‥」を感じるんだろうと考えていました。
イスラエル以降の踊り手はイスラエル流?の他ジャンルのダンスも取り入れた方達が沢山いらっしゃいますが、彼等とは一線を画しています(・_・)
帰りの新幹線の中でも、帰宅するまでもずっと "それ" が "何故か" を考えていたのですが、ふと行き着いた考えが浮かび上がってきました。
それは、料理で例えると料理の前の素材作りからするってことか???
という事です。
【フラメンコ】はよく【料理】と似てると言われるのですが、色んなパターンがあるので1つ例にあげると、
同じメニューを作るにしてもその日の材料や火加減、土地によって水や気候が違えば出来上がりは若干異なります。
シンプルであればあるほど奥が深く、追求すれば無限に広がる世界です。
フラメンコも同じで、歌い手やギタリストが変われば当然変わりますが同じメンバーでやってもその時の空気、気持ちにより変わりますので全く「同じ」ものは出来ません。
そして、追求すればするほどキリのない終わりのない世界です。
と、
料理を作る過程と出来上がった料理がフラメンコと同じと思っていたのですが、
フラメンコをする本人(ギター、歌、踊り各々)は料理で言うところの【素材】そのものやんなー………と思い
ってことは………、
例えば野菜なら畑の土やら肥料やら素材自体が美味しくなるように試行錯誤しながら"農家の方"は野菜を育てます。
ということは………、
フラメンコをする本人は、
『素材』でありますが、【農家】でもあり、
そして『料理人』であり、
最後盛り付けてお客様に提供される
『料理』自体でもある?!
その中で大事なのは、『素材』
そして、その素材を育てる【農家】が一番重要なんちゃう(・_・)
ってことは!!!!
どんな事にもアンテナを張って吸収して咀嚼して、【自分という素材】が美味しくなるように"栄養に変換する努力"を惜しまない!!!!
って事に行き着いたのです。。。
同じような事は石川先生、田中先生からもずっと言われてきて私自身も常々そう思っていますが、今回のイスラエルの踊りを見て【自分自身が自分という素材の農家の役目も担っている】という考えに辿り着いたのには、またまた深く"ウォーター(≧▽≦ヘ)♪"
となったのです。
まだまだまだまだ進化していくであろうイスラエル・ガルバン!
いつかスペインで観たいと思います(*^^*)
(おわり)
ごきげんよう♪
※写真はイスラエル・ガルバン
フラメンコ?って思うようなこの格好から、奥深き伝統を感じるのです(о´∀`о)
2016年 10月 12日
(石川敬子フラメンコ教室) 2016年10月13日 02:03